これまでどんな形で多読を進めてきたか触れてみます。読んだ本の種類や内容とその時の感想を振り返ります。
累積50~70万語
メモの一部を貼り付けます。図書館で借りれるOBWばかりになっています。OBW stage2にも挑戦し始めました。初めてOBW1に挑戦した時のほうがハードルは高く感じました。OBW1とOBW2の差はそれほどでもないような気がします。
oxford出版のGRは6種類あるそうですが、よく読んだのがbookwormsとdominoesです。dominoesはOBW3程度までですが、全ページカラー印刷で、朗読CDもありアニメや映画を聞いているような臨場感がありました。CDが同時に借りれる場合は「聞き読み」をしていました。
累積70~90万語
いよいよ90万語まで来ました。全数の乗せるともっと多いので、若干省略です。
児童書をすらすら読めるようになる、これは初級タドキストの目標とも言われます。そしてその相棒となる本がMagic Tree House(MTH)です。これは8歳の兄Jackと7歳の妹Annieが時間、場所を超えて史実に触れる冒険をする話です。おそらくはネイティブはこれを読んで歴史も学んでいるのかもしれません。
ここまで進んでくると挑戦できる本も増えてきて、物語も楽しめるようになってきます。oxford reading tree もstage9まで目指して読み込んでいきます。少し背伸びしてOBWはstage3も借りてしまいました。1冊で1万語を超える分量なので読書体力も付いてきます。
しかし何といっても児童書です。童心に帰れるという副次効果も相まって、豊かな語彙とちょっとした自分の成長を感じられて、多読が楽しく感じてくる頃です。
感想にある通り児童書の語彙は語彙制限本であるGRと違って幅広く、TOEIC高得点者であっても見たことないような語彙もあると思われます。MTHはYL3程度と言われており、この当時の私にとって理解するには複数回読む必要がありましたし、推測もできない語彙は英英辞書を頻繁に使いました。そんな方にはNate The Greatはどうでしょうか。YLは1.5程度です。ただ、GRのYL1台と児童書のYL1は隔たりがあります。児童書のほうがかなり難しいです。おそらくNateも辞書を使ったほうがよいでしょう。多読原則は辞書は使わないということですが、英英辞典なら日本語という雑念を入れずに調べられるので使っています。
累積語数ごとの感想
語数毎の感想が残っているので記します。
60万語
「OBW2のYL2後半では何回か読み直す文もあるが、8割以上は理解できていると思う。図書館にあるOBWは全部読みたい。OBWのstage Sから2までまんべんなく借りていくつもり」
70万語
「OBW2も読むようになったが、自分がレベルアップしたとは感じない。この時点で図書館のOBW0と1はほぼすべて読み切った。100万語に達するころにYL3はちょうどよい難易度に感じることができるだろうか。高校生の英語教科書の難易度はYL2~3らしい。YL3はすらすらとはいかないだろう。難関大学入試ではYL4~5程度の読解力が欲しいらしい。」
80万語
「間違えてOBW3を読んだ。1冊だけだが、理解度も9割程度はあると思う。スピードは相変わらず遅い。100wpm行かない。児童書を読むようになった。面白い、引き込まれるが、語彙は幅広い。MTHは9000wordfamilyもあるらしい。別の図書館にもORTがあったので、これもすべて読むことにした。やはりTOEICに効果が出てほしいが、受験するころには150万語程度読み終え、少しはレベルアップした状態にしたい。」
90万語
「OBW2とnate、MTHをメインとして、これにCD朗読を組み合わせている。いよいよ100万語にリーチというわけだが、変化は緩い。OBW2がちょうどよく感じてきたのはいい傾向。辞書は使うので、多読ルールを守っているわけでもない。」
GRのOBW1~2を主に読んで、児童書にも手を出してきた頃でした。多読を始めたころは100万語といいうのがとてつもなく遠く感じるものですが、GRばかり読んでいると語数は稼ぎやすいです。GRのいいところはstage別で厳格に語彙と文法が制限されているので1段ずつ階段を上るように上達していけます。成長したら上のstageが読めるようになるので、数字上でもわかりやすいというところがよいところです。ただ、自分では成長の実感がそれほどでもないという矛盾も感じます。いきなり児童書だけだとYLの割に高難易度で挫折感を感じるかもしれません。
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