これまでどんな形で多読を進めてきたか触れてみます。読んだ本の種類や内容とその時の感想を振り返ります。英語多読で読んだ語彙数とTOEICスコアから多読の効果を示します。
累積200万語
200万語です。100万語多読と言われる中、2倍です。スタバあたりで洋書片手にすらすら読書を楽しむ姿が思い浮かぶ数字でしょう。
2019/5月分です。コンテンツも乏しいのでこのような過去の遺産(多読記録と感想文)をそのまま張っていきます。
まだ英字新聞は継続できています。難易度は高くてただ文字を目で追っているだけのようでした。
2000年代前半にベストセラーとなったBig fat cat を読みました。本作は多読という言葉こそ使われていないですが、現在の多読につながる考えで書かれているように感じました。ストーリー続きで書かれていますので、順番通り全部読むと楽しめます。
2019/6月分です。OBWもstage4に到達です。1冊15000語程度に長くなり、文法制限もだんだん解かれてきて、表現に幅が広がって楽しく読めます。所々理解に苦しむところもあるのでやはり1stageの違いが感じられます。
児童書ではクールな名探偵Nate君が登場するNate the greatがお気に入りなので、続きを読みたくなります。big fat catもそうですが、多読を継続するコツの一つは好きなシリーズものを発見することだと思います。
スタバではないですが喫茶店で洋書(学習者向けGR OBW3)を片手に読書を楽しめました。
wpm100程度なのですらすらではないですね。まだ理想と現実のギャップは広く、いつか分厚い洋書をサクサク高速にめくれるように継続あるのみです。
累積200万語の感想
200万語到達時の感想です。
「約4か月で追加100万語となる。本の入手も確立できているため、前よりは語数を稼げるようになった。読む速度は100wpm行くか行かないかで、そんな早くない。
OBW3を読み終わったので、4がメインになってきたが、これはまだ難しいと感じることが多い。
図書館から20冊借りてくるが、とても3週間で読み切れず延長している。まだまだ1冊を読み終わり、間髪入れず次の1冊を読むということはできていない。
かなりの負荷になっているのだろう。
別の図書館からはMTH1冊とnate1冊、ほか3冊CD付きという形で借りている。これも2週間に1回というペースに落ちた。
児童書の割合は増えてきたため、豊かな語彙に触れるのが楽しい。
そんなに実感はないが、vocabulary sizeは増えてきたのだろうか
残り3か月で多読1年になるが、250万語程度はいけるだろう
7030word (http://testyourvocab.com/)」
多読1年目で200万語到達です。読書家ではない私がこれだけ読めたのは単純に楽しめたということだと思います。
多読初期は1冊あたりの語数が少ない本を借りるので、貸出上限まで借りても読み切れていました。このところは1冊の分量が増えてきたので、読むのが追いつかなくなっています。
きりがいい時に語彙力測定をしています。200万語時点で7030wordでした。定着語彙数については多読語数と定着語彙数にまとめています。
TOEIC試験の感想 160万語時点
途中の164万語多読時点でTOEICを受けていました。前回受けたときは累積20万語でしたので、100万語を超えて多読が本格的に軌道に乗ってから初めて受けたTOEICと言ってもいいと思います。
その時の感想です。
「リスニング 自信をもって答えられる問いは3,4問程度。あとは何となくこれだ。と答えていく。
単語、文章がなんとなく見えてくる。しかし、英語の音になれたが、意味はつかめない。どんな話題を話しているかはなんとなくつかむ程度。
リーディング 読解スピードは遅い。語彙を当てはめる問題は違和感があるかどうか、形容詞か、副詞かを意識できる。長文は進むごとに難易度が上がるのをつかめる。序盤は6~7割の問題にこの回答でいいだろうという程度。約25問残して時間切れ。
まだ150万語程度ではTOEICは難しい。受ける前はもう受けなくてもいいと思ったが、成長度合いを見たくなった。
前回より140万語読んだ後だが、こういう試験に直接効くわけではないことがよくわかる。」
実は成長度合いでいえば多読を開始して最初に受けた2018/11が最も効果がありました。以降は累積多読語数の割にTOEIC点数に反映されていません。多読的コスパが悪いとでも言いますか、感想にもあったように試験に対して直接的効果、即効性はないです。
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