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多読履歴 ~300万語 語数毎の感想とTOEIC試験

これまでどんな形で多読を進めてきたか触れてみます。読んだ本の種類や内容とその時の感想を振り返ります。

目次

累積300万語

300万語まで来ました。多読を開始して441日です。
300万語達成時にはハリーポッターなど憧れの洋書をすらすら読めるようになります。と説明があったりしますが、実際のところはどうでしょうか。

人によって成長度が違う前提はありますが、私の場合YL3程度が読めるようになってきたというところですね。まだまだ自由に読む本を選べるわけではないです。しっかりと難易度が調整されている必要があります。その点magic tree houseはいいですね。まずは1回わからないまま飛ばし読みで物語の大意をつかみます。2回目は英英辞書で調べながら読む方法です。飛ばし読みでも問題なく読み切れますし、再読していると、著者が同じ単語を繰り返し使ったりして子供たちに語彙を覚えさせようとする工夫が見て取れます。

ではハリーポッターはどうかというと、児童書だから難易度は低いだろうと思われますが、洋書の初心者が手を出すとまず読み切れないと思われます。1作目の賢者の石で語数8万語程度、難易度YL7くらいといわれています。OBWはGRではありますが最上級のOBW6でもYL6程度なので、これと比べるとハリーポッターは難しいと言えます。OBW6はCEFRでいうところのC1レベルなので日本では英検1級相当です。単純な比較にはならないと思いますが、より憧れとして読みたい(読めるようになりたい)洋書に感じます。

300万語時点の感想

300万語時点の感想です。

「TOEICもあるので、区切りよく300万語に行きたかった。
OBW3までを再読で借りることがあるが、このレベルなら負担感はない。
OBW4、5も読むが、まだ難易度は高く感じる。
とてもPBを読もうなどとはまだ思わない。OBW5もちょうどよく読めるようになったら、挑戦しようと思う。
YL1~2なら完全に分かるかというとそうでもない。
休日に8時間ほど読み続けたいが、そんな体力はない。集中力が続かない。
200万語時点と何か違うかといわれると、特に気づかない。
語彙力は細々と伸びているかもしれないが、リーディングは楽になった実感も薄い。
7520 test your vocab」

200万語時点と比べて読める難易度が高くなったかというと明確ではないですね。OBW3には慣れてきたことと、目標がOBW4や5をすらすら読むことにシフトしてきてはいますが。全体的には成長の実感もないようです。250万語のときに成長を感じる瞬間があると書いたばかりですが、そんなもんなんですよね。多読をしていると。

TOEIC試験の感想 300万語時点

今回はちょうど切りよく300万語でTOEICを受験しました。
その時の感想です。

「塗り絵は25個。そんなに焦ることなく、普通に読んでこれだ。テクニック的なことは特に用いない。
リスニング わかると感じるのは数問。ほかは聞こえた単語を選択しとして当てはめる程度。
話題は何となくわかるが、詳細は分からない。

リーディング part6まではまあ読めている実感はある。
品詞を問う問題は即決できないので、苦手かもしれない。
後半はやや疲れるのと、難易度が高く感じるので、取り組みできていない。
語彙はもちろんわからないものもあるが、どうにか読み飛ばせる程度の数量。part6までで、YL5程度に感じる。
もう100万語読んで、YL数が1上がるとまた違う気がする。」

このときも英語多読とTOEIC点数にあるようにテクニック的なことは活用しませんし、過去問題集もまったくやっていません。

そして結果はというと、前回より合計点で下がっているのは結構きついです。私は多読ばかりやっていまして、勝手に多読神話を描いてやりさえすれば絶対スコアが向上する、みたいな思い込みがあります。前回は164万語で、今回は約2倍の300万語ですからスコアは向上して当然だと思っていました。
見事に打ち砕かれていることを証明してしまいました。それも含めてこの多読体験ブログなのですが。多読は絶対ではありませんでした。もっとなにか効率の良い勉強法もしないといけないなあと、揺れています。これを見てもっと本気で英語に取り組まれている方は多読+αで勉強が必要だと感じてくれたら幸いですね。

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