これまでどんな形で多読を進めてきたか触れてみます。読んだ本の種類や内容とその時の感想を振り返ります。
累積700万語
+100万語加えて700万語です。そして多読をしてちょうど3年がたちました。この3年でやってることは英語多読で変わらないのですが、その中身は少しずつ変わってきています。
650~700万語ではペースが落ちました。エミリーブロンテのwuthering heightsを何回もシャドーしています。復習とか繰り返しに効果があると期待しています。累積650万語からシャドーイングを開始して、1冊約16000語ですがそれを最初から最後の通しでシャドーしています。多読履歴 ~650万語 語数毎の感想
この題材の内容がわかっていないまま開始しましたが、8月時点で大体30回読み+シャドーしました。これだけやっているとなんとなく登場人物がどんな感じかはわかってきます。シャドーイングとしては口の筋トレというのが感覚としてあります。ただ、純粋なシャドーイングは難しいです。私は本を見ながらやっていますが、上級者のやり方は何も見ずに耳を頼りに聞いた音声を復唱するので、リスニングと短時間の英文記憶とスピーキングが同時に試されるようです。
また新しいPBを読みました。Flowers for Algernon アルジャーノンに花束を です。知的障害を持ったチャーリーが綴る日記を読む形で物語が進みます。チャーリーは仲間に近づきたいという思いで知能を劇的に向上させる手術を受けます。英語学習者視点では最初は語彙レベルも低く、1文が短いので読みやすいです。わざとスペルミスがあるので、それについては読みにくいですが話の流れには問題なくついていけます。術後のチャーリーは高いIQ値になり天才に分類され、日記も長くて高度な語彙で抽象的な事柄や人間の機微を書き留めています。この時点になると難解なのですが、変わらず物語は理解できます。名作ですし学習者にもお勧めだと思います。
700万語時点の感想
「ペースは非常に下がった。休日に1日中読むということをここしばらくやっていない。リスニングだけはずっとながらで続けているが 多読3年、700万語という始めた当初からすると途方もない量をやってきたといえるが、実感としては成長を著しく感じるということはない。 あいまいさや補完で何とか読んだふりをしているような気がする。シャドーイングをルーチンでやり続けているが、間が空くと衰えがある。 しかしただ読むだけ、発声するだけという行為で少しでも上達すればいいという気軽さでやっているし、息抜きになっているので、細く長くのスタイルで続けようと思う。Reader’s Digest米国版を購入して読むことができた。今まで難易度が高くてあきらめていたものも何とか読めたが、読むと人々の日常の話題なのでほっこりする題材で面白い。 次のTOEICで効果が表れているとうれしいが。 単語数は答えられなかった割に下がっていないようだ。読む範囲が狭まっているはずであるが。」
多読に時間をあまりとれなかったという都合もありますがペースが下がりました。ただ継続はしていこうと思っているので細々と続けます。習慣から外れてしまうともうやらなくなってしまうかもしれませんので。3歳児になりましたが日々の実感は薄いです。飛ばし読みも遠慮なくできるので読んだふりをしているというのはすごく当てはまります。この点が英語力向上を感じさせない要因な気がします。
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