英語多読を1年間してきました。その感想を振り返ります。
1年間の進捗
2018年8月から英語多読を開始しました。英語多読という学習法を知ってからこの多読を継続するようになりました。今では趣味のような形で続けています。初めての多読はこちら多読履歴 ~20万語 語数毎の感想
100万語というのが一つの目標でありましたが、継続するうちに200万語に達しました。そしてその後1年を迎えることになります。200万語を経て多読1年に到達するまで読んだ本は次のようでした。
読み物の幅を広げて飽きが来ないようにすることと、いろいろな表現に触れられるようにしています。OBWはstage4をメインにしていますが、理解度は5~7割程度でしょうか。まだ自分のレベルから比べると格上感があります。多読原則では理解度9割くらいがいいと言われています。英文法的な難易度もあるのですが、登場人物が多いと物語の流れがわかりにくいようです。これは小説慣れみたいなものもあるのかもしれません。レベルを1つ上げると負担感が感じられますが、こういう時は史実を扱った内容や知っている話を選ぶと、自分の背景知識で読解を助けられます。レベル上げ直後+知らない話 だと挫折しやすいのでこれは避けたほうがいいと思います。
英字新聞The Japan Times Alpha を購読して3カ月たちました。これは週刊ですが読むのが追い付かずにたまっていくことがよくあります。ですがそのうち読めるだろうということでまた購読継続で申し込みました。
多読を開始した2018/8から1年間に読んだ語数はこのグラフですが、100万語を数年継続すると明確に効果があるそうなので、ペースとしては悪くないです。振り返ってみても1年目はたくさん読んだほうでした。
多読1年後の感想
1年継続した時の感想を残してありました。
「多読1年継続した。よく続いてると思う。勉強という感じはないことが気楽に続けさせるのだと思う。年間約250万語であったが、2年目はより早く読めるので、継続出来たら300万語とか行くのだろうか。
1年前よりは確実に英文アレルギーはない。読解力は簡単な文章なら早くわかるようになった。
難しい文章は相変わらず難しいので、よくわからない。
OBW4はまだ理解度が低いセンテンスによく遭遇する。読んでいて、日本語が浮かばないということはなくて、翻訳して読んでいることも目立つ。これがなくなればより英語脳に近づくと思う。
図書館のOBW4を半分ほどは読んだ。旅行にも持っていくことになって、生活の一部にはなってきている。まとまった時間があれば、その時間で少しだけでも読みたいと考えている。
ただ集中力は低いのが何とかならないか気にかかるところ。
ブルートゥーススピーカを購入し、手軽に英語を聞けるようにした。
旅行先の英語はまだまだ理解も乏しく、発話もそんなにできない。観光客としての必要なことは何とかなる程度。」
1年継続したということで私は1歳になりました。ネイティブの1歳児は英語環境でシャワーのように英語を浴びていますが、私は文字を通して学ぶだけです。なのでネイティブの幼児にならって、英語の音に慣れるために手軽に聞けるスピーカを購入して流し聞きできるようにしました。効果のほどはわかりませんが。多読も簡単に言えば英文への慣れだと思います。慣れれば早く処理できるようになるということだと思います。
日常生活の一部になったというのはそうかもしれません。継続するまでが大変なのですが、歯を磨いているときに新聞を読むとか読む習慣づけができればそれほど苦にはならなくなります。地味にあえて辞書を使わないというのも割り込み作業がなくなるので継続しやすい理由かもしれません。
変化を持たせるためにわざわざ旅行に絡めて読むこともありました。そうしてこのブログのタイトルにもなったわけですが、まだ現時点1件も旅行関連のネタは書けていないのであります。いつか多読+旅行に触れたいです。
1年の多読総語数は238万語でした。読書習慣がなかった私の1年目にしては上出来でしょう。これも図書館という入手先があって、様々な話題の図書、ただ読むだけという緩い方法が重なったためです。そして楽しさを感じられて、語数というカウントで達成感がわかりやすいというのがあって続けられたと思います。
多読をやり始めた方は、最初のうちは語数カウントすると成長もわかりやすくなって継続しやすくなるかもしれません。
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